自由形状の穴加工可能
YAGレーザー機、50ミクロン毎秒100個と高速
三栄機械(秋田県本荘市川口字家妻146-3、社長細矢育夫氏、Tel0184-23-1094)は、自由形状の穴加工ができるYAGレーザー加工装置「LKS-250A」を開発、発売した。100分の5ミリから1ミリ程度の薄い金属などに、円形に限らず四角や楕円の50ミクロンの穴を毎秒100個開けることができる高速、微細加工が特徴。価格は4,500万円。初年度10台の販売を見込んでいる。
従来のYAGレーザー加工機は、光のピント合わせを高価なビームエキスパンションで行っているが、同装置は光の強度分布上、ビームモードの最も良い部分を取り出すスリットステージ(マスク)を設けた「ビーム成形システム」によりレーザーの出力分布を均一にした。
このため、これまで難しいとされていた数10-数100ミクロンの穴を、精度良く加工できるようになった。また同時に高速・高精度の位置決め制御ソフト、加工用テーブルの開発で、固定光学系では初めて毎秒100個の穴の連続加工を可能にした。
このほか1.リニアスケールフィードバック制御により、穴加工の位置決め精度はプラスマイナス0.005ミリ以下の高精度加工が可能。2.発振器内部のシャッターに加え、超高速外部シャッター採用でレーザービームの高速開閉が可能になり、加工の高速化が図れる。3.パソコンNCで操作は簡単-などの特徴があり、穴開けから切断、溶接まで汎用性がある。
(平成00年00月00日 日刊工業新聞)
|